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アニヤ・ハインドマーチに訊く、サスティナブルの未来と家族について
今年はおうちで夏休み!家族時間のアイディア満載【Fasu夏休み特集2020】
6歳以下の子どもが対象! 土屋鞄製造所が、絵本のキャラクター原案を募集
セミの幼虫は土の中に何年いる?
フォトグラファー北村圭介、初の写真集『-14.1℃』発売
【夏休み2020】子ども向けオンラインイベント総まとめ。ワークショップほか「夏休みはおうちで学び」編
【夏休み2020】子ども向けオンラインイベント総まとめ。水族館ほか「夏休みはおうちで体験」編
映画『2分の1の魔法』。魔法を手放した社会が、現代の家族のあり方を映し出す
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映画『2分の1の魔法』。魔法を手放した社会が、現代の家族のあり方を映し出す

ピクサーと言えば、『トイ・ストーリー』シリーズや『モンスターズ・ユニバーシティ』『ファインディング・ドリー』など、さまざまな架空世界をイマジネーション溢れるアニメーションで描き、子どもから大人まで世界中のファンを魅了してきた。   近年では、メキシコを舞台に死者の世界を描いた『リメンバー・ミー』や女性の社会復帰を軸にした『インクレディブル・ファミリー』、人間の4つ感情をモチーフにした『インサイド・ヘッド』など、社会問題や多様性、多文化をテーマにした作品も印象深い。   そんなピクサーからこの夏登場する新作は、『2分の1の魔法』。魔法と家族という王道的な感動ファンタジーでありつつも、現代における家族のあり方や、変化に柔軟な新しい時代の社会を描いた、豊かなメッセージが込められた作品に仕上がっている。 舞台はかつて魔法に溢れていたが、忘れ去られてしまった世界。主人公の気弱な少年イアンは、亡き父に会うことを夢見ている。イアンの16歳の誕生日に、イアンに亡き父からプレゼントがあった。中身は、魔法使いの杖、死者を1日だけ蘇らせる“呪文”、呪文の補助アイテムである“不死鳥の石”だった。父を蘇らせようと呪文を唱えると、父親の下半身半分が現れたところで石が粉砕。下半身だけの父親が蘇ってしまう。そこで父親の全身を蘇らせるため、2人は“不死鳥の石”を探す大冒険へと旅立つのだった。 家族のあり方は、時代とともに変化してきた。三世帯家族から核家族、さらには母子・父子家庭、祖父母と暮らす人や養子縁組でつながった親子もおり、現代はより多様化が進んでいる。さまざまな事情から父母の役目を他の誰かが担っている家庭も多く、イアン家族も亡き父の役目を、母や兄のバーリーが果たしてきた。これまでずっと父に想いを募らせてきたイアンだったが冒険の旅を通して、求めてきた父親以上に、母や兄の存在が人生の中でどれほど大きいものだったか、気づかされていく。

2020.08.05
〈イケア〉限定コレクションはバンコク発! 「SAMMANKOPPLA/サッマンコップラ」 が到着
【PARIS/From GAELLE】パリのママンGAELLEが綴るアートなライフスタイル ジャーナル Vol.3
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【PARIS/From GAELLE】パリのママンGAELLEが綴るアートなライフスタイル ジャーナル Vol.3

皆さん、こんにちは。今回のジャーナルでは、私が実践している「子どものためのアート教育」についてご紹介しますね。   私はアートの分野で何年も仕事をしてきました。なので自分の子どもにも、さまざまなアートに触れさせたいと思っています。アートは身近な存在なので、息子のヴィゴをよく展覧会やアートの創作クラスに連れて行っています。彼はまだ4才ですが、なるべく幼少期からアートを学ぶ意欲を育てて、アートを通じて感性が豊かになってもらいたいと考えています。 パリでは子どものアートの感性を育てるために、さまざまな機会が用意されています。 例えばパリのコンサートホール「フィルハーモニー・ド・パリ(Philharmonie de Paris)」は、子どもと親に向けて音楽の早期教育コースを提供しています。   また「ポンピドゥー・センター」に設けられた「子どものギャラリー」は、子どもにおすすめのアート作品を紹介する展示スペース。体験型のアートなどがあり、今はコロナでなかなか叶わないと思いますが、旅行者でも気軽に立ち寄れるのでおすすめのスポットです。

2020.08.04
〈FOOD FOR THOUGHT(フードフォーソート)〉で「子どもの器展」を開催
お悩み50:彼氏が貧乏なんですけど、別れたほうがいいですか?
おうちで楽しむ夏休み!8/11〜9/13まで「こども専用びじゅつかん」を開催
Vol.3 明和電機:土佐信道さん「自分が欲しいものを考えて、どうすれば作れるか、その仕組みを考えてみよう」。
そんなふう 67
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そんなふう 67

時々、娘が「あのね、まえね、おにいさんだったときにね、〇〇したの、〇〇に行ったの」、と、話し始めるときがある。先月それが頻繁にあったので、「おにいさんだったときは誰がお母さんだったの?」と聞くと「わか」と言う。わかさんは夫の姉だ。夫の実家は4人きょうだいが皆名前で呼び合うので、それに倣って娘も名前で呼ぶ。普段離れて暮らしているし、わかさんのことが話題にのぼることが多いわけではないのだが、すっと義姉の名前が出たので驚いた。   数日後、またおにいさんだったときにね、と話し出したので、「そのときは誰がお母さんだったんだっけ?」とまた聞くと、「わか」と言ってから、「わかのおかあさん」、と言い直した。「わかのおかあさんは、ババだよ」、と言うと、「そう、ババがおかあさん、それでわかがおねえさんで、もうひとりいたの」誰?と聞くと「おとうさん、わかの、死んだ、前生きてたおとうさん」、「じゃあジジのこと?天草のジジがおとうさんだったの?」と聞いたら、うんと言ってうなずいた。そのときは男の子だったの?と聞くと、そう、その次おねえさんになって、またあかちゃんに戻ってそして、〇〇ちゃん(娘のなまえ)になったの、と言うので妙にリアリティがあった。何度か転生を繰り返すたびに、わかさんが娘の母であったり、姉であったり、祖父母が両親になったりしたということで、随分身近な人たちばかりで、娘が適当に言っているような気もするが、細かいところが辻褄もあっていてなんとなく信憑性がある。ちょうどその話をした日が義母の誕生日だったりしたのも面白い偶然だった。   輪廻ってほんとうにあるのかもしれない、と思うとまた来世で死んだ祖父にも会えるような気がした。

2020.07.31
ベランピングに役立つ便利グッズで、より快適により楽しい時間を過ごしたい!
Vol.4 「おうちチャンネル」がすすめるSTEAMな夏の自由研究。【後編】
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Vol.4 「おうちチャンネル」がすすめるSTEAMな夏の自由研究。【後編】

おうちで子どもと過ごす保護者に向けたWEBプラットフォーム「こどもと学ぶ、おうちチャンネル」から、夏休みの自由研究におすすめなアイデアをご紹介する記事後編。   子どもと過ごす時間が長い今こそ、おうちで楽しめるSTEAMな学びを紹介している「おうちチャンネル」ですが、【前編】の記事で紹介したタクトくんのように、様々な研究に携わった人が参加しはじめているようです。 研究者×子どものマッチング「タクトくんはもともと生命倫理を研究していて、今は東京を離れて保育士として働いています。彼のように、大学にいる研究者だけでなく、大学院で修士や博士を取得した“ポスドク”と呼ばれる人たちは全国にたくさんいます。『おうちチャンネル』では今後、そんな日本全国に散らばる独自の研究視点を持つ人にも参加してもらいたいと思っています」   そう語る「おうちチャンネル」の川辺さんもまた、早稲田大学大学院で教育学の博士課程に在籍中の方。コアな専門研究を活かす方法は、もっと多様にあるはずだと語ります。   「ぼくたちは世の中にある面白い研究を、子どもの教育につなげたいと考えています。もし何かに興味を持った子どもが、その世界のコアな研究者と出会ったら、ぐっと世界が広がることでしょう。それに、プログラムを通して学校では知り合えなかった共通の興味を持つ子ども同士のコミュニティが作れるかもしれません」   そう語る中原さんは、WEBサービスだからこその可能性を感じているそうです。ここから、新たな研究者と子どものマッチングが始まるかもしれません。

2020.07.30
Vol.4 夏休みの自由研究は、ユニークネスを極めるチャンス。「おうちチャンネル」がすすめる研究トピック【前編】
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Vol.4 夏休みの自由研究は、ユニークネスを極めるチャンス。「おうちチャンネル」がすすめる研究トピック【前編】

いよいよ夏本番。いつもであれば海水浴に山でキャンプ、夏のレジャー真っ盛りといったところですが、今年はそうも言ってられない様子。今年はどんな夏を過ごそうか考えあぐねているママ・パパも多いかとお察しします。   そんな中、今年もやってくるのが「夏休みの自由研究」。何十年経っても変わらぬこの文化は、日本の隠れた風物詩と言えるかも。夏休み最終日間近に、焦って取り組む子も多いことでしょう。とはいえ、普段の学校の宿題とは違って、文字通り“自由”な研究ができるチャンスと捉えることもできるはず。子どもたちの隠れたセンスや才能が芽吹く契機となるかもしれません。   そこで今回は、今年4月から始動したおうちで子どもと過ごす保護者に向けたWEBプラットフォーム「こどもと学ぶ、おうちチャンネル」から、この夏おすすめの自由研究をいくつかご紹介。立ち上げメンバーの川辺洋平さんと中原寛法さんにお話を伺いました。 おうちで過ごす時間が長いからこそ、新たな学びをつくりたい「おうちチャンネル」は、コロナによる外出自粛を受けて急きょ立ち上がった新サービス。子どもと哲学的な対話を楽しむ「こども哲学」を推進し、保育士や教員免許も持つ川辺洋平さんと、一児の父でもあり、かねてから川辺さんとSTEAM教育について意見交換をしていたクリエイティブ・ディレクターの中原寛法さん、またそれぞれ子どもがいたり、教育関係で活動しているメンバー8人が集結。およそ3ヶ月のうちに怒涛の勢いでさまざまなプログラムが誕生したそうです。   「休校が続いて、先生や友達に会えない」 「外で遊んだり、勉強したりもできない」   そんな「できない」という声が広がる中で、何らかの形で「できる」を模索したいと考えたことから、プロジェクトが始動したと語る川辺さん。子どもとおうちにいる時間が長いからこそ、WEBを介した新たな学びが提案できるのではないかと考えたようです。   その手始めに、オンライン学習コンテンツを徹底的にリサーチし、年齢ごとに整理した「無料学習リンク集」を公開。とはいえ保護者も急なテレワークが始まっててんやわんやの頃、情報を集めるだけでは「どう使っていいかわからない」という声も聞こえるようになりました。そこから「おうちチャンネル」独自のプログラム提案がスタート。

2020.07.29