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映画『ブリグズビー・ベア』“ライナスの毛布”を奪わずに、あたたかく見守り、育むことの大切さ
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映画『ブリグズビー・ベア』“ライナスの毛布”を奪わずに、あたたかく見守り、育むことの大切さ

“ライナスの毛布”を知っていますか?“ブランケット症候群”とも呼ばれ、小さな子どもが何かに執着することで安心感を得ることを言い、スヌーピーで有名なアニメ『ピーナッツ』に出てくる少年ライナスがいつも毛布を握りしめていたことから、そう言われるようになったとか。   自分自身にも、わが子にも、“ライナスの毛布”のような物への執着がなく考えたことがなかったが、映画『ブリグズビー・ベア』を観て、改めてこの毛布の存在が大事だということに気付かされた。 6月末から公開されている映画『ブリグズビー・ベア』は、ちょっと普通じゃないストーリーと設定にびっくりする。主人公の25歳の青年ジェームスは、世間と遮断された小さなシェルターで両親と暮らしている。子どもの頃から、毎週ポストに届く教育ビデオ『ブリグズビー・ベア』を楽しみにしていた。そんなある日、警察がシェルターからジェームスを連れて行き、両親が逮捕されてしまった。   実は25年前、ジェームスは赤ちゃんの頃に誘拐されていた。両親だと思っていたテッドとエイプリルは他人で、ふたりに世間から隔離され、育てられていたのだった。突然外の世界に放り出され、実の両親、妹と暮らすことになったジェームスは困惑する。   そんな中、毎週楽しみにしていた『ブリグズビー・ベア』についてまわりに聞いてみるが、誰も知らなかった。『ブリグズビー・ベア』は、テッドとエイプリルがジェームスのためだけに作ったオリジナルのビデオだった。ジェームスは、初めての外の世界に戸惑いながらも唯一の支えだった『ブリグズビー・ベア』を自分自身の手で撮影し、物語を完結させようと考えるのだった。

2018.07.13
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01 まだ見ぬひとが連れてくるもの
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01 まだ見ぬひとが連れてくるもの

グラフィックデザイナーの長嶋りかこさんが、妊娠して日々変化する体から、今まで見えなかったことに日々出会い、新陳代謝していく景色を綴るエッセイ。 ひとりで目的地に移動しているときや、ひとりで人混みの中にいるとき、ひとりで食事をしているとき。ふと、今ここにひとりであると思う瞬間に、いや違うそうだった、私の子宮という袋で常にちいさい人間を持ち運びしてる状況で、今この時は真面目なまでにひとりじゃないんだったと、その物理的で神秘的な事実にやや驚く。 いまは妊娠7ヶ月。お腹の中に命が育っていることをまだ本当のことと思えないような頃はもう過ぎて、日に日にパツパツとスイカのような艶を放ちながら張っていく自分のお腹を見ては、ここに何者かがいないわけが無いと思うようになったし、日に日にきょろりきょろりとでかいドジョウのように下腹を動かれる感覚によって、見えないこの子の存在感は増してきている。 存在感に比例するように、今までの自分の生活では全く見えなかった様々なこと達が、急に目の前にひょいと現れることが増えた。その景色に幸せを感じたり、憤りを感じたり、不安に思ったりとさまざまだけど、ひとつひとつ受け止めながら、わたしの生活は少しづつ、この子が連れてくること達と出会い、同時に、今まで自分とともにあった当たり前の見慣れた景色が、少しづつ遠くに去って行く。もちろん、特に何も変わらないこともある。 新陳代謝していく体のように、環境もささやかに変わっていく。わたしはこの子に手を握られ、その景色に導かれていくよう。 明らかな体の変化には驚きと不安が。しかし今という時が何度も体験できることではないこともあり、毎日を取りこぼしたくないような気持ちになる。妊娠していようがいまいが、本来は「今」という時間はそういうものな筈なのに。 誰かにとっては懐かしく、誰かにとってはいつか来るかもしれない未来の、ささやかな、けれどわたしにとっては一大事な新陳代謝を、しばしここで綴っていければと思います。

2018.07.10
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